人は1人では自分のことをじっくりと考えられない。だから「自分らしさ」にも気づきにくい。
あなたは「ん〜…自分の長所、強みってなんだろう?」と思ったことはありませんか?
私の知り合いで、保険会社で働いている26歳で2児の母の「Iさん」という人がいます。
営業でたびたび職場に来てくれていたんですけど、全く保険会社の人っぽくないんです。むしろ少しギャル・アパレル感のある人です。(笑)
少し言うと、レンズが無いフレームだけのダテメガネをかけていたり、スーツではなくカジュアルな服装で、ユニークなネイルも。
会話はマニュアルっぽくなく、フレンドリーに柔軟に話すことができます。
Iさんにはだんなさんがいて、2児の母として子育て優先で生活するために保険会社で働くことにしたとのことです。先日は、Iさんと2人でこんな会話をしました。
Iさん「昔はアパレル関係で働いていたんですけど、勤務時間が不規則になるんで…本当は美容とかファッション関係で働きたいんですけどねー。」
僕「そうなんですか、美容とかファッションに興味あるんですね!」
Iさん「実は、ネイルを2年くらい勉強したこともあるんですよー。」
僕「すごいじゃないですか、2年も経験があるって。」
Iさん「いえいえ、好きなだけなんです。」
僕「好きなことを仕事にできたら良いですよね。今まで時間や努力を注いできたものって、その人のらしさになると思うんで、大切にしたほうが良いですよ。」
Iさん「ネイルをやるにしても、お店持つのは難しそうですね。」
僕「僕、個人経営の美容院に通ってるんですけど、店内にネイルコーナーがあって、そこでネイルをしていましたよ。そういう形ならいいんじゃないですか?」
Iさん「知り合いで美容院やってる子います。そういう風にやるならできそうかも!」
僕「美容師とネイリストのコラボレーションですね。お客さんの幅も広がりそうですね。」
Iさん「普段自分のことを振り返る機会ってないから、こういうふうに話せて良かったです。」
上の会話のように、普段自分のことを振り返る機会、客観的に自分を見ることってなかなかできないものです。
もちろん保険会社に勤めることが悪いわけじゃないです。しかし、Iさん個人の課題は「子育てと生活のために保険会社に勤めていること」でした。
僕は客観的にIさんに自分自身のことを見てもらうために質問や提案をしただけですけど、Iさんに「自分らしさ」「好きなこと」について考えてもらい、少しかもしれませんが自信をもってもらえました。
このIさんの事例から言えることは、人は1人では自分のことをじっくりと考えられないからではないでしょうか。
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次回から、より具体的に「あなたらしさ」「あなたの強み・長所」について把握してもらえるように記事を書いていくので、僕といっしょに考えてみませんか?
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